子供の赤ら顔について

■子供の赤ら顔

昔の絵を見ていると、北海道や東北地方など冬は冷え込む地域に住んでいる子供は、みんな頬が赤いですよね(逆に、描かれている南国の子供は全然頬が赤くないんですよね)。これは、寒いところに住んでいる子供は「赤ら顔になりやすい」環境にある、ということをあらわしている、ともいえます。

というのは、寒い空気に皮膚が触れると、脳は「寒くてたまらん!血行をよくして体を温めよう!」と露出している皮膚の下にある毛細血管に大量に血液を流して下がった体温を維持しようとします。それが続くと毛細血管が常時拡張された状況になってしまうため、赤ら顔になってしまうのです。

もちろんこれは病気ではありません。むしろ昔は「元気に遊ぶ子」の証明とも言われていたんですよ(大きくなると、これを隠すためにスキンケアに必死になったりするんですけどね...)。


■子供とアトピー

アトピー持ちの子供も、赤ら顔(部分的にではなく、顔全体)の場合が多いですね。これは、アトピーの症状がかゆくてたまらないためにかきむしってしまうという事と、その症状を改善(緩和)するために皮膚科で処方されて使用するステロイド薬の影響が非常に大きいといわれています。

ステロイドをやめれば赤ら顔は改善されるのは明白な事実なのですが、薬をやめたことで子供にかかる精神的なストレスは相当なもの。それに、将来「ステロイド依存症」になってしまう危険性もはらんでいます。

このアトピーは皮膚疾患、と思われる方も多いかもしれませんが、実際のところは「アレルギーの病気」。皮膚科にかかることも当然大事ですが「自分の症状にあった治療を行う病院を探す」ということも治療のためには大切なんですよ。


■子供の赤ら顔対策

赤ら顔にの対策に有効、といわれているのが「ビタミンK」の配合されたクリームを使ったスキンケアですが、インターネットで販売しているものやオークションに出品しているものをそのまま子供に使うというのは少々抵抗があるかと思います。できるなら、皮膚科で処方された薬用のものを使ったほうがなんとなく安心できる気がしますよね。

ただし、「ちょっと赤くなるのが気になる」程度の赤ら顔では、病院では保険は利かないことが多いようです。皮膚から血管が浮き出るくらいに欠陥が拡張した「毛細血管拡張症」くらいになってやっと病院では保険を適用してくれるのだとか。

最近は「自分が赤ら顔だから、子供も赤ら顔が遺伝してしまったらどうしよう...」と思う方もいるようですが、遺伝しない子もいるようですし、あまり神経質に構えないほうがいいようですよ。

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