赤ら顔の漢方

■赤ら顔と漢方

血流などを薬で改善し、病気を治すというのが漢方の基本的な考えですが、その中でも「生まれつきで慢性化した」「緊張やストレスによる」赤ら顔は漢方の病院を開く専門家でも治療が難しい症状なのだそうです。

なぜこれらの症状の治療が難しいのかというと、慢性的に赤ら顔になっているという場合、赤くなる部分の毛細血管が大きく広がってしまっている状態にあるので、その症状を抑えるには「血管を小さくする」という必要があり、それを改善するには非常に長い時間が必要になるということです(人によっては改善されないということも)。

逆に漢方薬を使うことで比較的効果が出やすい症状が「のぼせると顔が赤くなる」「季節の変わり目」。こちらは血管の拡張以外にも肌の乾燥などに原因があり、それを治療していくことで赤ら顔が改善していくこともあるということですよ。


■漢方で赤ら顔を治療する時の対策

美容外科のレーザーなどを使わず、漢方薬などで赤ら顔を治すんだ!という方は、ただ漢方薬を飲むだけでなく、日常生活でもちょっとしたことに気を使う必要があります。
それはなぜかというと、慢性的な赤ら顔は少しの温度変化にも敏感だからなんです。
漢方薬で血管を細くしようとしても、寒い屋外などに出るなど赤ら顔になりやすい環境にどんどんと出てしまっていたら、薬で細くなりかけた毛細血管にまた大量の血液が流れ込んでしまう為、結局治りが遅くなってしまうのです。
それを防ぐには「温度差の激しいところ」には行かないのが一番。寒い季節に外出する際は顔の気になる部分にマフラーを巻いてガードするなどの工夫をするだけでもけっこう変わってくるものなので、試してみてくださいね。


■肝臓と赤ら顔

お酒が苦手、という方で飲酒をすると赤ら顔になるという方はけっこういるようです。
それは、肝臓がお酒を消化しきれずに軽い機能不全になったことが原因でに血行不良になり、その結果顔の毛細血管に滞った血液がたまってしまうため顔が赤くなるのだ、といわれています。
たまにお酒を飲むことでちょっと赤くなるならばまだいいですが、毎日のように飲酒を繰り返してこれが慢性化すると赤くなった顔が戻らなくなる他、今美容にこだわる方の間でしみの元としても注目される肝斑(かんぱん)の元になるので、注意が必要です。

そういった肝臓の諸症状に、病院から処方される漢方の一つが「柴苓湯加減(さいれいとうかげん)」。
この漢方は肝臓の機能が正常になるようにはたらきかけ、その結果として皮膚などの疾患にも効果を発揮するといわれているんですよ。

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